Thunderbird導入時に設定しておきたいこと

すぐ忘れてしまうのでメモ。
オプションで設定を変更しておくと便利。
なぜデフォルトでオフになってるんだろう?

1.フォルダペインの表示

デフォルトでは新着メールの件数しかフォルダペインに表示されない。
フォルダを開いてみないとメールの件数が分かったほうが便利なので
設定を変更。

手順

メニューから「ツール」「オプション」「詳細」の順に選択。


「詳細」の「一般」タブを開くと
「フォルダペインにメッセージ数などの列を表示できるようにする」
という項目があるのでにチェックを入れる。


これでフォルダペインの右上に「田」アイコンが表示される。
クリックすると「未読」、「合計」、「サイズ」の表示を任意で指定できるようになる。


Thunderbirdはフォルダ単位でメールをmboxファイルとして管理している。
mboxのサイズが大きくなると起動が遅くなるので
定期的にチェックしてサイズが大きなフォルダは最適化したほうがよい。


タグや検索フォルダを駆使してフォルダ分けを行わないメール管理方法があるが
Thunderbirdの場合はmboxのサイズが大きくなりすぎる可能性があるので
幾つかフォルダを作ってメールを分散させたほうがよいかもしれない。

2.フォルダ最適化の設定

Thunderbirdの仕様でメールを削除してもmboxファイルのサイズは小さくならない。
これが何を意味するかというとメーラーから削除してもmboxファイルには
メールのデータが残っているということを意味する。


削除したはずのメールが残っているのは問題ありだが、
「最適化」を行うことによって削除したメールのデータを消去することができる。


mboxファイルのサイズも小さくなり、動作も快適になるのでこれをやらない手はない。

手順

メニューから「ツール」「オプション」「詳細」の順に選択。
「詳細」の「ネットワークとディスク領域」タブを開くと
「ディスク領域を100KB以上節約できるときはフォルダを最適化する」
という項目があるのでチェックを入れる。




この設定を行うとフォルダを最適化できる場合にダイアログで
最適化実施確認メッセージが表示されるようになる。

しかし、機能しているのか微妙。
最適化されるときと最適化されないときがある。


Xpungeというアドオンで定期的に全フォルダをまとめて最適化するのが無難か。