Strengths Finderを試してみる

遅ればせながら試してみる。


Strengths Finderとは
『さあ、才能(自分)に目覚めよう』という書籍を購入することで受診することができる自分の強みを測るツール。

ポジティブ・サイコロジーがキーワード。

180問の設問に答えることで、34の資質の中から自身の強みとなる資質5つを知ることができる。1設問あたり20秒の時間制限があり、受診時間の目安は35分程度とのこと。

巻末参考資料の記述が正しいなら、かなり信頼性は高いツールであると考えられる。


受診
時間制限があるので邪魔が入らない環境、集中できる状態にしておくことが望ましい。
1設問の制限が過ぎると未回答として次の設問に切り替わる。
直感的に答えないと時間切れになってしまうかもしれない。
1問時間切れになってしまった・・・。

180問はちょっとツライかも。


結果
私の強みとなる資質は下記5つと診断された。

  1. 着想
  2. 慎重さ
  3. 適応性
  4. 内省
  5. 共感性

上位5つが強い順に示され、コメントが記されている。
内容は強みとして示された資質に対して自信を与えるようなコメントになっている。
概ね当たっているかな、とも思えるが、これはコメントによるバーナム効果の影響が多少あるかもしれない。

順番は若干違うような気がするが、強みとなる5つの資質はそれなりに納得できる。そんなふうに感じるのは、どちらでもないという中庸な回答をした設問が多かったからかもしれない。


書籍
ちょっと堅苦しい
第6章「強みを活用する」から読みはじめるとより興味をもって読めるだろう。そこで挙げられているような仕事なら、自分の力を発揮できそうだと思えてしまう。

図版がなく文字ばかりなので、とっつきにくい。
勝間和代さんや小飼弾氏の薦めがあることを知らなければ、書店で手にとっても購入しなかっただろう。
イラストでもあれば、もう少し内容を理解しやすくなるし、購入確率も高くなるはずだ。


感想
なかなか良く出来ている。
適性診断試験+書籍で税抜1,600円は安い。
解説もしっかりされているし、一般の適性診断試験より被験者の納得度は高くなるだろう。